武将浮世絵

つきおかよしとし さく「つきひゃくし いなむらかさきのあけぼののつき」 月岡芳年 作「月百姿 稲むらか崎の明ぼのの月」

月百姿 稲むらか崎の明ぼのの月

本武将浮世絵は、「月百姿」(つきのひゃくし)の中の1枚です。「新田義貞」(にったよしさだ)が鎌倉を攻めに「稲村ガ崎」へと向かった「太閤記」に登場する一場面が描かれています。

満潮のため先へ進むことができずにいましたが、新田義貞が腰に差していた黄金の太刀を海に奉じ龍神に願ったところ、みるみるうちに潮が引いたのです。鎌倉へと続く道ができ、新田義貞は、鎌倉幕府を滅亡させることができました。

願いを込めて拝んでいる新田義貞の姿が恭(うやうや)しく、「二十日月」(はつかづき)と呼ばれる半月から放たれた光が、海面の波に反射し、神々しさを高めています。観ているだけで心が清くなるような、パワーを感じる浮世絵です。

なお、月百姿は、和漢の物語や詩歌の中から、月にまつわる場面を題材にして描かれた100枚揃の錦絵。本武将浮世絵を描いた「月岡芳年」(つきおかよしとし)は、浮世絵師「月岡雪舟」(つきおかせっしゅう)の養子で、「武者絵の国芳」と言われた「歌川国芳」(うたがわくによし)の弟子。浮世絵は文明開化と共に衰退しますが、月岡芳年は「最後の浮世絵師」と呼ばれ、異彩を放ち活躍しました。

月百姿 稲むらか崎の明ぼのの月

「月百姿 稲むらか崎の明ぼのの月」の
浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 月岡芳年 浮世絵の題材 新田義貞

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