武将浮世絵

うたがわよしつや さく「かわなかじまだいがっせんくみうちづくし さなだひょうぶ しばたいなばのかみ」 歌川芳艶 作「川中島大合戦組討尽 真田兵部 新発田因幡守」

川中島大合戦組討尽 真田兵部 新発田因幡守

歌川芳艶(うたがわよしつや)による「川中島大合戦組討尽」の10番目にあたる浮世絵です。上杉軍「新発田因幡守」(しばたいなばのかみ)と武田軍「真田兵部」(さなだひょうぶ)が、取っ組み合いをしているところ。

「新発田重家」(しばたしげいえ)は、「上杉謙信」(うえすぎけんしん)に仕えた武将。上杉謙信の死後は、「上杉景勝」(うえすぎかげかつ)に尽くしますが、恩賞の不満から「織田信長」と手を結んで反旗を翻します。しかし織田信長の死後、逆に上杉景勝と「豊臣秀吉」連合に攻められ、自害する羽目になるのです。

一方、真田兵部こと「真田昌輝」(さなだまさてる)は、「武田信玄」、「武田勝頼」親子に仕えた、武田二十四将にも数えられる猛者。あの「真田幸村」(さなだゆきむら:信繁)の叔父に当たる人物です。

本武将浮世絵は、新発田重家が真田兵部のほっぺを押さえつけ、真田兵部はいぶかしい顔つきをしているものの緊迫感はなく、じゃれあっているようにも見えます。しかも、「大」の文字が入った軍旗は「武田勝頼」のしるしであるにもかかわらず、新発田重家の背中に担がれているのがポイント。まさに、上杉謙信を裏切って反旗を翻すことになる新発田重家の行く末を、示しているかのような浮世絵です。

川中島大合戦組討尽 真田兵部 新発田因幡守

「川中島大合戦組討尽 真田兵部 新発田因幡守」の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川芳艶 浮世絵の題材 川中島の戦い

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