合戦浮世絵

うたがわくにつな さく「さえだいぬちよかっせんのず」 歌川国綱 作「佐枝犬千代合戦之図」

佐枝犬千代合戦之図

本合戦浮世絵は、1560年(永禄3年)の「桶狭間の戦い」を描いています。構図の中央で馬を駆る「佐枝犬千代」(さえだいぬちよ)は、「前田犬千代」のことで、加賀藩(現在の石川県)藩主前田家の祖「前田利家」(まえだとしいえ)の幼名です。

佐枝犬千代は、若くして「織田信長」直属の精鋭部隊「赤母衣衆」(あかほろしゅう)に抜擢されましたが、刃傷沙汰を起こして出仕停止の命令を受けてしまいました。それにもかかわらず、桶狭間の戦いでは織田信長に無断で参戦。敵の首を3つも挙げる武功を立てます。

作者の「歌川国綱」(うたがわくにつな)は、前田犬千代の勇壮な姿を、躍動感あふれる構図で表現しました。派手な(こしらえ)のを持ち歩くほどの、槍の名手と伝えられる前田犬千代の特徴も良く見て取れます。

「佐枝犬千代合戦之図」の浮世絵

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詳細情報

浮世絵師 歌川国綱 浮世絵の題材 桶狭間の戦い

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