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あいずまさむね

刀 無銘正宗(名物:会津正宗)

刀 無銘正宗(名物:会津正宗)

「刀 無銘正宗」(名物:会津正宗)は、陸奥国会津(現在の福島県)を治めていた「蒲生氏郷」の愛刀です。蒲生氏郷が400貫文(現在の価値にして約1,200万円)で購入したもの。蒲生氏郷は、「織田信長」と「豊臣秀吉」に仕えて高く評価され、多大な武功を挙げた人物です。

蒲生氏郷亡きあとは、嫡男の「蒲生秀行」が「徳川家康」に献上し、会津正宗は徳川家へ所有が移りますが、1632年(寛永9年)に徳川家康の嫡男「徳川秀忠」の死後、形見分けとして尾張徳川家の「徳川義直」の拝領となりました。その後、徳川義直の嫡男「徳川光友」が1693年(元禄6年)に隠居する際に5代将軍「徳川綱吉」へと献上し、会津正宗は再び将軍家の所有となったのです。

明治維新を迎えて一時期有栖川宮家が所有し「有栖川宮熾仁親王」から明治天皇へと献上され、現在は山里御文庫 御剣庫蔵(宮内庁管理)の御物となっています。

本刀は、身幅が広く、反りは浅く、やや大切先/大鋒。地鉄は、大板目流れで肌立ち、刃文は小湾れ(のたれ)ごころの広直刃で小が入っています。大磨上げされているためがありませんが、一際明るく冴えた地刃の出来から、志津と比べて一段と明るく冴えていることから、制作したのは「五郎入道正宗」で、晩年の作であったと推測されます。

五郎入道正宗は、鎌倉時代末期に相模国(現在の神奈川県)で活躍した名工。「新藤五国光」の元で修行し、相州伝を確立しました。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
御物
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
銘
無銘
刀工 刀工
五郎入道正宗
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
相州伝(相模国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
蒲生氏郷→
徳川家康→
徳川秀忠→
明治天皇
展示場所 展示場所
宮内庁
長さ 長さ
(cm)
65.2
反り 反り
(cm)
1.36

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