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  • 南北朝時代

いなばごう

名物 稲葉江

名物 稲葉江

国宝名物:稲葉江」は、「稲葉重通」(いなばしげみち)が所持していたことから名付けられた打刀です。「稲葉重通」は、「織田信長」、「豊臣秀吉」に仕えた戦国武将で、江戸幕府3代将軍「徳川家光」の乳母「春日局」の伯父に当たる人物。「稲葉勘右衛門尉」は、稲葉重通の通称でした。

稲葉重通の亡きあとは、「徳川家康」が500貫文(現在の価値で約1,500万円相当)という金額でこの刀剣を召し上げ、徳川家康の次男「結城秀康」、津山松平家、作州松平家へと伝わり、現在は柏原美術館(旧岩国美術館)が所蔵しています。

短刀は、身幅広く、重ね厚く、鋒/切先が延びた姿。帽子は乱れ込むもほぼ一枚風で、地鉄(じがね)は小板目肌詰み地沸細かく、刃文は浅く湾れて(のたれて)互の目(ぐのめ)交じり、深く、小よく付き、明るく冴えた、江義弘作中の白眉です。

1585年(天正13年)に、稲葉重通が刀剣鑑定家「本阿弥光徳」に依頼して、越中国(現在の富山県)の刀工「江義弘/郷義弘」(ごうよしひろ)が制作した物と極められた1振。

元々の太刀姿から打刀に仕立て直され、「金象嵌銘 天正十三十二月日江本阿彌磨上之(花押)/所持稲葉勘右衛門尉」と極めが入れられています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
国宝
時代 時代
南北朝時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
銘
無銘
金象嵌銘
「天正十三十二月日江本阿彌磨上之(花押)/所持稲葉勘右衛門尉」
刀工 刀工
江義弘/郷義弘
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-(越中国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
稲葉重通→
徳川家康→
結城秀康→
津山松平家→
作州松平家→
柏原美術館(旧岩国美術館)
展示場所 展示場所
柏原美術館(旧岩国美術館)
長さ 長さ
(cm)
70.9
反り 反り
(cm)
2.0

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