• 重要美術品
  • 鎌倉時代

むさしまさむね

武蔵正宗

武蔵正宗

「武蔵正宗」の伝来については諸説あり、正確なことは不明ですが、「徳川将軍家」の「御腰物元帳」(おんこしものもとちょう)には、江戸時代初期頃に剣術家として活躍した「宮本武蔵」が所有した「打刀」(うちがたな)であったことが記されています。その後、江戸幕府2代将軍「徳川秀忠」が、「紀州藩」(現在の和歌山県和歌山市)の2代藩主「徳川光貞」(とくがわみつさだ)に下賜しましたが、幕末には徳川将軍家に戻されたのです。

そして1868年(慶応4年/明治元年)、幕臣であった「山岡鉄舟」(やまおかてっしゅう)が15代将軍「徳川慶喜」(とくがわよしのぶ)の命を奉じて、官軍が駐留していた「駿府」(すんぷ:現在の静岡県静岡市)にまで赴き、「西郷隆盛」と交渉。いわゆる「江戸無血開城」に向けて、大きな役割を果たしたことが評価され、本刀が山岡鉄舟に与えられます。 さらに「岩倉具視」(いわくらともみ)の手に渡り、「岩倉家」に代々伝わったのです。

本刀を制作したと鑑せられる「正宗」は、「刀剣の代名詞」と評されるほど、高い作刀技術を持った名工。「ふくら」部分が大型で長い「大鋒/大切先」(おおきっさき)の姿が特徴的である本刀には、その表裏に「棒樋」(ぼうひ)が掻かれています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要美術品
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
銘
無銘
刀工 刀工
正宗
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
相州伝(相模国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
宮本武蔵 →
徳川将軍家 →
紀州徳川家 →
岩倉具視 →
岩倉家 →
公益財団法人
日本美術刀剣保存協会
展示場所 展示場所
公益財団法人
日本美術刀剣保存協会
長さ 長さ
(cm)
73.9
反り 反り
(cm)
1.3

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