• 重要美術品
  • 鎌倉時代

かんなぎりながみつ

鉋切長光

鉋切長光

「鉋切長光」は、鎌倉時代中期に活躍した、備前国(現在の岡山県)の刀鍛冶「長船長光」による1尺9寸5分(約59㎝)の小太刀です。

「鉋切」の号は、この刀剣を所持していた武士が、伊吹山へと出かけた際に同行していた大工に鉋(かんな)で襲い掛けられましたが、大工の持っていた鉋もろとも真っ二つに斬ったことから名付けられました。なお、大工を斬り捨てたこの武士が誰なのかは分かっていません。

その後「織田信長」の手に渡り、織田信長から、重臣「丹羽長秀」(にわながひで)へと下賜。さらに、織田家家臣の「蒲生氏郷」の手に渡り、蒲生氏郷亡きあとは息子の「蒲生秀行」(がもうひでゆき)が所持。そして、孫の「蒲生忠郷」(がもうたださと)へと伝わります。

1624年(寛永元年)、蒲生忠郷が徳川3代将軍「徳川家光」に献上したことで、徳川家所有となりました。しかし、1923年(大正12年)に起きた「関東大震災」で、水戸徳川家の重宝の多くを焼失。徳川宗家が、火事見舞いとして水戸徳川家に鉋切長光を贈ったことにより、現在、鉋切長光は「徳川ミュージアム」に所蔵されています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要美術品
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
小太刀
銘
長光
刀工 刀工
長光
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
備前伝(備前国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
六角義賢 →
織田信長 →
丹羽長秀 →
蒲生氏郷 →
徳川家光 →
水戸徳川家
展示場所 展示場所
徳川ミュージアム
長さ 長さ
(cm)
59
反り 反り
(cm)
2.3

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「刀剣名刀図鑑」から「鉋切長光」の詳細ページです。
「鉋切長光」にまつわる逸話や解説、イラストだけでなく、鑑定区分や作刀された時代、代表的な所有者や展示されている施設などをご覧頂けます。
数ある日本刀の中でも「名刀」として現代まで伝えられてきた「鉋切長光」の姿を、「刀剣名刀図鑑」でお楽しみ下さい。
刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑(鎧兜)の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、刀剣にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工達の紹介など盛りだくさん。刀剣に関する各種アプリゲーム、刀剣・お城川柳、四文字熟語といった楽しむコンテンツも充実。日本刀や甲冑(鎧兜)に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみ頂けます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード