• 重要文化財
  • 鎌倉時代

きりはさだむね

切刃貞宗

切刃貞宗

「切刃貞宗」は、切刃造り(きりはつくり)という形で作られている刃長約72cmの刀剣です。「豊臣秀吉」が所持していましたが、「前田利家」から「福島正則」へ伝来したと言います。

1624年(寛永元年)に、切刃貞宗を所持していた福島正則が死去。死後は、江戸幕府の検死役を待たなくてはいけなかったのですが、その前に家臣「津田四郎兵衛」(つだしろうべえ)が無断で火葬。そのため、江戸幕府から20,000石あった所領をすべて没収されてしまいました。

福島正則の子「福島正利」(ふくしままさとし)は、徳川3代将軍「徳川家光」への取り成しを求めて、徳川家光の弟「徳川忠長」(とくがわただなが)に切刃貞宗を奏上。これが奏功し、福島家は3,000石余の旗本(10,000石未満の武士)として、存続を許されることになりました。

その後、切刃貞宗は紀州徳川家へと下賜。さらに1697年(元禄10年)に紀州藩3代藩主「徳川綱教」(とくがわつなのり)が、徳川5代将軍「徳川綱吉」(とくがわつなよし)に切刃貞宗を献上したことで、切刃貞宗は再び将軍家の所有物となったのです。現在は、重要文化財の扱いとなり、「東京国立博物館」(東京都台東区)が切刃貞宗を所蔵しています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
重要文化財
時代 時代
鎌倉時代
刀剣種別 刀剣種別
打刀
銘
無銘
刀工 刀工
貞宗
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
相州伝(相模国)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
豊臣秀吉→
前田利家 →
福島家 →
徳川将軍家 →
紀州徳川家
展示場所 展示場所
東京国立博物館
長さ 長さ
(cm)
72
反り 反り
(cm)
2.6

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「刀剣名刀図鑑」から「切刃貞宗」の詳細ページです。
「切刃貞宗」にまつわる逸話や解説、イラストだけでなく、鑑定区分や作刀された時代、代表的な所有者や展示されている施設などをご覧頂けます。
数ある日本刀の中でも「名刀」として現代まで伝えられてきた「切刃貞宗」の姿を、「刀剣名刀図鑑」でお楽しみ下さい。
刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑(鎧兜)の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、刀剣にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工達の紹介など盛りだくさん。刀剣に関する各種アプリゲーム、刀剣・お城川柳、四文字熟語といった楽しむコンテンツも充実。日本刀や甲冑(鎧兜)に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみ頂けます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード