• 国宝
  • 飛鳥時代

へいししょうりんけん

丙子椒林剣

丙子椒林剣

(つるぎ)は、刃長(はちょう)が約65.8cm、切刃造り(きりはづくり:鎬筋[しのぎすじ]が刃側寄りで刃の勾配が急な形状)の反りがない直刀です。かます鋒/かます切先(かますきっさき:刃先の丸みがなく三角形に尖っている形状)で、わずかに内反り(うちぞり)の形状となっています。腰元の平地に隷書体(れいしょたい)で、「丙子椒林」という金象嵌の4文字が表わされていることから、「丙子椒林剣」(へいししょうりんけん)という名前で呼ばれるようになりました。

本剣のもともとの持ち主は「聖徳太子」だったという説がありますが、一方で「蘇我馬子」(そがのうまこ)の子である「蘇我蝦夷」(そがのえみし)の蔵刀だったとも言われています。蘇我氏と対立していた「物部守屋」(もののべのもりや)は、この剣で首を斬られたという説もあるとのことです。

本剣は、大阪府大阪市にある「四天王寺」に伝来。1912年(大正元年)9月3日に旧国宝となり、1952年(昭和27年)3月27日に新国宝に指定されました。終戦後初めて、重要無形文化財保持者(人間国宝)の刀剣研磨師「小野光敬」(おのこうけい)によって研磨が行なわれました。現在も四天王寺が所蔵。「東京国立博物館」(東京都台東区)の寄託となっています。

刀剣詳細情報

鑑定区分 鑑定区分
国宝
時代 時代
飛鳥時代
刀剣種別 刀剣種別
銘
-
刀工 刀工
-
五箇伝(制作国) 五箇伝
(制作国)
-(-)
代表的な所蔵・伝来 代表的な
所蔵・伝来
聖徳太子 →
四天王寺
展示場所 展示場所
東京国立博物館
長さ 長さ
(cm)
65.8
反り 反り
(cm)
-

刀剣に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「刀剣名刀図鑑」から「丙子椒林剣」の詳細ページです。
「丙子椒林剣」にまつわる逸話や解説、イラストだけでなく、鑑定区分や作刀された時代、代表的な所有者や展示されている施設などをご覧頂けます。
数ある日本刀の中でも「名刀」として現代まで伝えられてきた「丙子椒林剣」の姿を、「刀剣名刀図鑑」でお楽しみ下さい。
刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」の掲載内容は、刀剣・甲冑(鎧兜)の基礎知識をはじめ、日本刀の歴史や雑学、刀剣にまつわる歴史人や合戦、名刀を生み出した名工達の紹介など盛りだくさん。刀剣に関する各種アプリゲーム、刀剣・お城川柳、四文字熟語といった楽しむコンテンツも充実。日本刀や甲冑(鎧兜)に関する様々な情報を、あらゆる角度からバーチャルの世界でお楽しみ頂けます。

もっと見る▼
注目ワード
注目ワード