革物(かわもの)

江戸時代

あらなみにこいずむそうあおり・かわものいっしき 荒波に鯉図無双障泥・革物一式

荒波に鯉図無双障泥・革物一式

「荒波に鯉図無双障泥・革物一式」は、(くら)と合わせて使用する革物一式の馬具です。馬の汗や泥除けの「障泥」(あおり)と、馬と鞍の緩衝材となる「切付/肌付」(きっつけ/はだつけ)がそれぞれ2枚組。そして鞍の上の敷物「馬氈」(ばせん)と、(あぶみ)を取り付ける「力韋」(ちからがわ:鐙を取り付ける革)の計4点が一式です。

「荒波に鯉図」とあるように、障泥には波のなかを泳ぐ鯉が金の型押しで象られています。立体的な造形からは、波の飛沫や躍動する鯉の尾ひれなどがよく見える良作です。

また、装着時に鯉の頭が前方を向くよう対称となっており、こうした作りのことを「無双障泥」(むそうあおり)と言いました。

本作品は、切付/肌付にも同じような波の図が型押しされていることや、馬氈、力韋が揃っていることなどから、馬革物としては最高級品であると言えます。

荒波に鯉図無双障泥・革物一式の写真

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詳細情報

推定制作時代 江戸時代 代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀剣・日本刀に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けする、刀剣の専門サイト・バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「馬具(鞍・鐙・轡・四方手・革物)写真/画像:荒波に鯉図無双障泥・革物一式」の詳細ページです。
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