書跡

昭和時代

とうけんるいしょじきょかしょう 刀剣類所持許可證(昭和21年10月14日)

刀剣類所持許可證(昭和21年10月14日)

「刀剣類所持許可證[昭和21年10月14日]」は、「銃砲等所持禁止令」に基づいて発行された刀剣類所持許可證で、今日の「銃砲刀剣類登録証」の前身にあたる書類です。

第二次世界大戦終戦後、GHQの占領下となった日本では、武装解除を目的として「民間武器回収命令」が出されました。これにより日本刀も数十万もの数が回収、処分されました。

しかし、日本政府及び関係者の尽力により、日本刀の美術品としての価値がGHQに認められ、昭和21年(1946年)6月3日に公布された銃砲等所持禁止令にて、「刀剣類で美術品として価値のある物」は、地方長官(東京都は警視総監)の許可を受ければ所持できることが定められたのです。

本書は、当館が所蔵する「刀 折返銘 備前国住吉次」に付与された許可証。

大きさは縦27.0cm、横18.5cmの、おおよそB5サイズ。手のひらに収まる銃砲刀剣類登録証と比べると約6倍の差があります。他にも発行者が教育委員会ではなく警視庁であることや、所有者や管理人の情報が記載されていること、裏面に英語での情報が書かれていることなどに、今日の登録証との違いがあります。(個人情報に配慮し、所有者の情報は伏せてあります)。

戦後、日本刀が美術品として認められていった過程を今に伝える物として、史料的価値があります。

刀剣類所持許可證(昭和21年10月14日)

刀剣類所持許可證
(昭和21年10月14日)の写真

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詳細情報

鑑定区分 - 推定制作時代 昭和時代
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

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