小箪笥

江戸時代 後期

りゅうきょうずまきえこだんす 柳橋図蒔絵小箪笥

柳橋図蒔絵小箪笥

本小箪笥は、器表を「平蒔絵」、「高蒔絵」の技法を用いて描き、大きさの違う金粉を惜しみなく蒔いて制作されています。

観音開きの扉を開けたときに現れるのが、引出し内部も「金梨地」で仕上げられた5段の収納部です。この左右の扉の裏側に施された蒔絵と、引出しに施された蒔絵が三位一体となって、ひとつの図柄を構成。まるで「三曲屏風」(さんきょくびょうぶ:3枚で1組の屏風)のような世界観を作出しています。

本小箪笥では、日本古来の図柄である「柳橋図」を蒔絵で描写。そこでは「すやり霞」(すやりがすみ)という霞を描くことで、奥行きを表現しています。これによって柳に太鼓橋、桜の木へ視線を集めると共に、画面の上部の標高が高いところから見下ろす効果を演出しているのです。

ここに水が流れる様子を緻密に描写することによって、「和」の空間を表すと共に、幻想的な画面を一層引き立たせ、見る者を魅了する作品に仕上がっています。

柳橋図蒔絵小箪笥の写真

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詳細情報

鑑定区分 - 推定制作時代 江戸時代 後期
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

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