大筒

ひなわしきおおづつ あおいもんまつにつるず 火縄式大筒 葵紋松に鶴図

火縄式大筒 葵紋松に鶴図

火縄銃は、小型の物を「鉄砲」、大型の物を「大筒」と呼び分けることができます。本火縄銃は、「真金鍛 片井京介作」(まがねきたえ かたいきょうすけさく)と、銘が切られた大筒です。

「真金鍛」とは、銅と亜鉛の合金製ということ。「黄銅」(おうどう)や「真鍮」(しんちゅう)とも呼ばれ、高度な精錬技術が必要なことから、たいへん高価とされました。

また、「片井京作」とは、松代藩(まつしろはん:現在の長野県長野市松代町)の御用鉄砲鍛冶で、「早打鉄砲」の考案者。のちに江戸に出て、兵学家「江川太郎左衛門」(えがわたろうざえもん)に入門して洋式砲術を学び、「元込め連発銃」を完成させるなど、幕末の銃器改良に貢献した人物です。

本火縄式大筒は、銃身(筒)には徳川家の家紋「葵紋」(あおいもん)の鋤彫、「つがいの鶴」が銀象嵌で描かれ、銃床(台木)には吉祥(きっしょう:この上なくめでたいこと)を表す「松」、「竹」、「梅」が山銅(やまがね)で施されているのが特徴。とても豪華な仕様であることから、徳川家へ献上するために作られたと思われる1挺です。

火縄式大筒 葵紋松に鶴図の写真

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詳細情報

種 別 大筒 全長(cm) 53.6
銃身長(cm) 31 口径(cm) 2.6
代表的な
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

日本刀(刀剣)に秘められた幾多の魅力を皆様にお届けするサイト、バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」のコンテンツ「火縄銃・短銃・大筒・和製西洋式銃写真」の「火縄式大筒 葵紋松に鶴図」のページです。
武具としての価値だけでなく、砲身が短く銃口が大きい特徴を持つ大筒の解説はもちろん、詳細情報についてもご確認頂けます。
他にも、貴重な大筒を様々な角度からじっくり観ることができる写真も多数掲載。戦国時代から江戸時代にかけて、攻城戦や海戦でその威力を発揮した「大筒」の、力強く迫力溢れる姿も合わせてお楽しみ下さい。
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