当鎧は伊達家伝来の黒漆五枚胴茶金色縅具足です。伊達一門を代表する姿形であり、武門の品格を思わせる具足です。
伊達政宗は鎧を黒一色に統一していました。これは中国の五代十国の時代・後唐(こうとう)の始祖で、李克用(りこくよう)が鴉群(むらがらす)という漆黒の鎧を着用した精鋭兵を率いて百選不敗の活躍をしたことに倣ったためです。李克用も隻眼で独眼竜と呼ばれていました。
くろうるしごまいどうちゃがねいろおどしぐそく
当鎧は伊達家伝来の黒漆五枚胴茶金色縅具足です。伊達一門を代表する姿形であり、武門の品格を思わせる具足です。
伊達政宗は鎧を黒一色に統一していました。これは中国の五代十国の時代・後唐(こうとう)の始祖で、李克用(りこくよう)が鴉群(むらがらす)という漆黒の鎧を着用した精鋭兵を率いて百選不敗の活躍をしたことに倣ったためです。李克用も隻眼で独眼竜と呼ばれていました。
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