備前長船刀剣博物館 「日本刀の聖地」拠点計画が認定される

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アーカイブ ※この記事は2021年7月15日に発行されたものです。

令和二年五月に施行された「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」(文化観光推進法)に基づき、備前長船刀剣博物館を拠点として、刀剣文化の魅力の紹介や積極的な情報発信、施設の機能強化、地域や民間事業者等と連携した取り組みを進める「日本刀の聖地」拠点計画が、五月二十五日に認定となった。

文化観光推進法は、文化の振興を観光の振興と地域の活性化につなげ、これによる経済効果が文化の振興に再投資される好循環を創出することを目的とする。

このためには、地域の観光関係事業者等と文化施設が連携を密にすることによって、来訪者が学びを深められるよう、歴史的・文化的背景やストーリー性を考慮した文化資源の魅力の解説・紹介を行うとともに、来訪者を惹き付けるよう、積極的な情報発信や交通アクセスの向上、多言語・Wi-Fi・キャッシュレスの整備を行うなど、文化施設そのものの機能強化、さらに地域一体となった取り組みが必要となる。

これまでに主務大臣(文部科学大臣および国土交通大臣)が認定した拠点計画と地域計画は、令和二年八月一〇件、同十一月一五件、三年五月一五件の計四〇計画。刀剣類を所蔵する徳川美術館本間美術館彦根城博物館などの認定例はあるが、日本刀そのものを中心に据えた計画は初。

今後は、これらの計画に基づく事業に対して、特別の措置等が講じられることになる。
備前長船のこれからに注目だ。

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