「奥出雲たたらブランド」に注目!

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アーカイブ ※この記事は2020年11月15日に発行されたものです。

人気漫画「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎が持つ黒い刀「日輪刀」に似ていると話題の日本刀が「奥出雲たたらと刀剣館」で展示され話題を呼んでいる。

十一月二十三日まで開かれている企画展「奥出雲たたら展二〇二〇」で会場中央に展示されているのが「月下の笹」と名付けられた黒い刀。富山県の刀匠、高田欣和さんが製作した。

刀身は九三センチ。反りは浅く、特殊加工技術で黒く染められている。黒染めには腐食や錆から金属を守る作用もあるという。

同館のある奥出雲町は世界で唯一のたたら製鉄「日刀保たたら」が操業している地だ。町では、たたら製鉄を地域ブランドにして地域経済の活性化につなげようと、平成三十年度に「奥出雲たたらブランド」を立上げ、認証制度を創設し、玉鋼を使った新たな製品や商品をブランド認証している。

今回の企画展では月下の笹のほか、玉鋼を使用した小刀やメガネフレーム、製錬する際の鉄滓で作ったジュエリーなども展示。また、奥出雲では原料となる砂鉄を取るために切り崩された山を棚田にして米やそばを栽培していることから、たたら製鉄がもたらす循環型農業も紹介している。

奥出雲たたらと刀剣館
〒699-1832 島根県仁多郡奥出雲町横田一三八〇-一 
〇八五四-五二-二七七〇
https://okuizumo.org/jp/guide/detail/208/

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