「村正体感」鑑賞会を地元桑名で開催

※この記事は2016年11月15日に発行されたものです。

まだ暑さの残る九月十日(土)と十一日(日)の両日、三重県桑名市市民会館一階展示室において「伊勢国桑名の日本刀 名刀か妖刀か あなたの眼と手で確かめる 村正体感日本刀特別鑑賞会」が午前・午後の二部にわたって開催されました。公益財団法人日本刀文化振興協会(本阿彌光洲理事長)では、これに協力し、鑑賞刀を提供するとともに講師を派遣しました。

初めに協会専務理事の宮入小左衛門行平より挨拶があり、その後、私ども(取材記者)も講師として加わりました。村正を中心とした日本刀とその歴史背景についての講演に続いて、初めて刀を手にする方が大半だったため鑑賞マナー講座を設け、いよいよお待ちかねの刀剣鑑賞となりました。

各回とも女性の参加者が多く、北は北海道から南は沖縄、さらには海外からも参加されている方がいらっしゃいました。また、当初は各回定員四十八名でしたが、それをはるかに超える応募があり、急きょ定員を増やして対応に当たりました。

村正と、村正の短刀を写した地元桑名の廣房を中心に、鎌倉時代から幕末までの九振を、実際に手に取ってご鑑賞いただきました。鑑賞後は、多くの熱心な参加者の方々より刀に関する質間を受け、さらには刀匠や研師の仕事にも興味を持ってもらいました。

会場には地元の日本画家、永都叶千氏が描かれた「刀匠村正想像図 作業風景」が展示され、桑名市和菓子組合の七店舗がそれぞれ作った村正をイメージした和菓子「妖菓 村正」も販売されていて、賑わっていました。

なお、この鑑賞会は十月一日・二日にも同内容で開催されました。

前へ 記事一覧へ 次へ
ページトップへ戻る