毛利博物館 毛利博物館
毛利博物館
山口県防府市にある「毛利博物館」は、旧長州藩主・毛利家に伝わる「四季山水図」(雪舟筆)など、国宝や重要文化財を含む約20,000点の資料を収蔵・展示する、西日本有数の規模を誇る博物館です。刀剣類では、国宝の「菊造腰刀:伝当麻」(きくづくりこしがたな:でんたいま)、重要文化財の「太刀:伝友成」(たち:でんともなり)などを収蔵。毛利博物館では、歴史資料を末永く、より良い状態で保つため、約2ヵ月の間隔ですべて入れ替わるように年7回程度の展覧会(特別展・企画展・平常展など)が企画されています。
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毛利博物館の歴史

山口県防府市にある「毛利博物館」の歴史について、ご紹介します。

毛利博物館のあゆみ

毛利博物館の前身である「毛利家本邸」の建設は、旧長州藩士・井上馨(いのうえかおる)が主導し、1892年(明治25年)に建設が決定されました。しかし日清戦争や日露戦争など、国内外の情勢不安の影響で着工が遅れ、1912年(大正元年)になって建設開始。1916年(大正5年)、完成にこぎつけたのです。

終戦後の1955年(昭和30年)、毛利家本邸は「毛利邸庭園」として山口県の名勝(めいしょう:国指定文化財の種類のひとつ)に指定されました。1966年(昭和41年)に毛利家から邸宅や伝来の国宝・重要文化財をはじめとする家宝に加え、これらを維持していくための財産の寄付を受け「財団法人防府毛利報公会」が発足。翌1967年(昭和42年)に毛利家本邸内の一室を展示室としたことで、展示活動が始まりました。

当初、展示室のスペースが足りず、廊下の一部にも展示ケースを設ける形で博物館を開設。その後、1987年(昭和62年)に建築面積500㎡、鉄筋コンクリート2階建ての新収蔵庫と建築面積333㎡の第2展示室が完成しました。これにより、現在の毛利博物館ができ上がったのです。

毛利家と日本刀

毛利氏は元々、安芸国(現在の広島県)の小規模な国人領主にすぎませんでした。それを一代で中国地方のほぼ全域を支配下に置く戦国有数の大名にまで育て上げたのが「毛利元就」(もうりもとなり)。その元就が所有していたのが「太刀:伝友成」です。「友成」(ともなり)は、古備前派の代表的な刀工で、京の「宗近」(むねちか)、伯耆(ほうき)の「安綱」(やすつな)と並ぶ「日本三名匠」として知られています。その作品は、古刀の「最上作」と言われていました。毛利博物館で収蔵・展示されている元就所用の「太刀」(重要文化財)には、棟に相手の刃を受け止めたと思われる斬り込みの跡があるなど、実戦での使用をうかがわせる痕跡が見られます。

また毛利博物館には、国宝の短刀「菊造腰刀」が収蔵・展示されています。名前は「柄」(つか)のなか程に枝菊があしらわれ、「小柄」(こづか)、「笄」(こうがい)にも同じ模様があしらわれるなど、菊の意匠を主体としていることに由来しています。刀身26.5cm、鵜首(うのくび)作りで、反りはありません。鎌倉時代末期の「大和物」で無銘ですが、奈良県葛城郡当麻(たいま)で活動していた刀工の作だと伝えられています。

毛利博物館写真一覧

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  • 毛利博物館の正門です。
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  • 毛利博物館へ続く庭園の様子です。
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  • 毛利博物館の外観です。
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  • 毛利博物館の玄関です。
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  • 毛利博物館の内観です。
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  • 広々とした空間の館内です。
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  • 毛利博物館の内観です。
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  • 毛利博物館の内観です。
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  • 毛利博物館へ続く庭園の様子です。
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毛利博物館施設情報

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所在地 〒747-0023
山口県防府市多々良1丁目15-1
電話番号 0835-22-0001
交通アクセス 「毛利本邸入口バス停」下車、徒歩6分

交通アクセス情報を見る

営業時間 9~17時(入館は16時30分まで)
休館日 12月22~12月31日
駐車場 有り
入場料 ・企画展:大人 700円(630円)、小中学生:350円(315円)
・特別展:大人 1,000円(900円)、小中学生:500円(450円)
・企画展+庭園:
 大人 1,000円(900円)、小中学生:500円(450円)
・特別展+庭園:
 大人 1,200円(1,080円)、小中学生:600円(540円)
※( )は20名以上の団体料金です。
公式サイト http://www.c-able.ne.jp/~mouri-m/

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