「永源 将之」とは逆で、控えめでおとなしい性格。
自分の意見を言うのが苦手で赤面してしまうことも。
自分の立ち振舞を気にしすぎるあまり他人や周囲の環境をよく観察しているため、観察眼に優れ、状況に応じた的確な判断が
できる。
幼い頃から自信がなく、いつも泣いてばかりだった自分を勇気づけてくれた活発な少女(「小鹿 瑞希」)との思い出を今も大事に想っている。夏の日に山の廃寺で遊んでいた2人は、夕暮れになったので帰ろうとし、途中まで山道を戻ったとき、少女が大事にしていた綺麗なガラスを忘れたことに気づき、少女だけ取りに戻ったものの、少女は帰ってこなくなってしまった。そのときの後悔と、少女のいつもの笑顔や励ましが今も忘れられない。
襲撃された御所からの脱出
鎌倉幕府を打倒する計画が幕府側に察知され、窮地に立たされた後醍醐天皇。御所に押し寄せてきた幕府の軍勢には『闇の者』が紛れている。遣使(けんし)・北野原常磐は、後醍醐天皇と共に『闇の者』と戦い、安全な場所を目指すのだった。