「遣使」(けんし)に選ばれた武家の娘。花嫁修業を始めてもう何年もたってしまったが、あまり良い相手が見つからず悲しんでいた折に遣使となることとなった。そのため、書道・芸事はプロ並みである。年齢を気にしており、小雪が夏樹をからかっているのをよく仲裁するが、自分がおばさん扱いされたときの表情は、まさに鬼のようである。
がんばれ百次郎 将軍・足利義政を守れ!
舞台は室町時代、「応仁の乱」が起こる直前の時期である1467年。応仁の乱の背景となった足利家、畠山家の跡継ぎ問題に揺れる京都で、主人公「武永百次郎」は「遣使」(けんし)として「闇の者」の暗躍を防ぎます。