足利15代将軍とは、室町幕府の歴代将軍です。室町幕府は初代将軍・足利尊氏が開き、一般的には15代将軍・足利義昭が織田信長によって京を追放されたことで滅亡したと言われています。足利15代将軍はそれぞれ個性的。父親の3代将軍・足利義満に反抗するような政治を行った4代将軍・足利義持、強権政治で「悪御所」と呼ばれた6代将軍・足利義教、銀閣(慈照寺)で知られる8代将軍・足利義政、応仁の乱の最中に将軍になった9代将軍・足利義尚、京に入ることなく亡くなった14代将軍・足利義栄などがいます。
「足利15代将軍一覧」では、そんな足利15代将軍を一覧にしました。気になる足利将軍をクリックすると、その将軍の生い立ちやエピソードなどがご覧頂けます。

初代将軍/足利尊氏

「足利尊氏」(あしかがたかうじ)は、室町時代に15代にわたって中央政府に君臨し続けた足利将軍家の祖であり、室町幕府を開いた初代征夷大将軍です。足利家はもともと、河内源氏の流れである名門御家人の一家であり、鎌倉時代に源氏が3代で滅びたあとも、鎌倉幕府内で重要な地位にいまし…

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第2代将軍/足利義詮

鎌倉幕府を滅亡させ、新たな幕府を京都に築いた「足利尊氏」(あしかがたかうじ)の跡を継いだのが、嫡男「足利義詮」(あしかがよしあきら)です。幕府創府者である父・足利尊氏と、息子でカリスマ性を持つ3代将軍「足利義満」(あしかがよしみつ)の間に挟まれた足利義詮は、1991年(…

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第3代将軍/足利義満

室町幕府歴代将軍の中で特に印象に残る人物と言えば、昭和に放送された国民的アニメ「一休さん」の将軍様でお馴染みの第3代将軍「足利義満」(あしかがよしみつ)です。初代将軍「足利尊氏」(あしかがたかうじ)の孫であり、父の第2代将軍「足利義詮」(あしかがよしあきら)の代で成し得…

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第4代将軍/足利義持

南朝と北朝の合一を果たし、南北朝時代を終わらせた第3代将軍「足利義満」(あしかがよしみつ)の跡を継いだのが「足利義持」(あしかがよしもち)です。室町幕府の最盛期を築いた足利義満の嫡男である足利義持は、偉大な父が遺した財産を引き継ぎながら、新たな時代を創生していきます。そ…

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第5代将軍/足利義量

室町幕府第5代将軍に就いたのは、第4代将軍「足利義持」(あしかがよしもち)の嫡男「足利義量」(あしかがよしかず)です。足利義持には、正室と2人の側室がいましたが、男児に恵まれず元服の年齢まで存命していた子どもは足利義量だけだったと言われています。しかし、将軍職を継いだ足…

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第6代将軍/足利義教

室町幕府では、第5代将軍「足利義量」(あしかがよしかず)が早世したことにより、しばらく将軍不在で幕政が続けられていました。そんななか、後継候補のいないまま幕政を主導してきた「足利義持」(あしかがよしもち)が急病となり、次代将軍の後継問題が浮上します。そして、長らく将軍空…

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第7代将軍/足利義勝

室町幕府において、最後の強権的将軍とされた第6代将軍「足利義教」(あしかがよしのり)が暗殺されると、9歳の嫡男「足利義勝」(あしかがよしかつ)が将軍職を継ぎました。しかし、第7代将軍となった足利義勝は、征夷大将軍の任官からわずか8ヵ月で命を落としてしまいます。幼少将軍の…

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第8代将軍/足利義政

室町幕府第8代将軍となった「足利義政」(あしかがよしまさ)は、第6代将軍「足利義教」(あしかがよしのり)の子で、幼年で亡くなった第7代将軍「足利義勝」(あしかがよしかつ)の弟にあたる人物です。父の足利義教は、強権政治を行い「悪御所」(あくごしょ)と呼ばれていた将軍であり…

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第9代将軍/足利義尚

室町幕府第9代将軍の「足利義尚」(あしかがよしひさ)は、第8代将軍「足利義政」(あしかがよしまさ)の子で、幕府体制の崩壊を招いた将軍継嗣問題の渦中にあった人物です。足利義尚が生まれた翌年に、幕府の主導権を巡って「応仁の乱」が勃発し、全国に波及したこの一大抗争は大きく時代…

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第10代将軍/足利義材

室町幕府第10代将軍の「足利義材」(あしかがよしき)は、足利15代将軍の中で唯一、征夷大将軍に2度任官した人物です。1度目の任官の際、幕府管領の「細川政元」(ほそかわまさもと)や幕府で権力を持っていた伯母「日野富子」(ひのとみこ)と対立したことで、足利義材は幕府から追放…

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第11代将軍/足利義澄

室町幕府における一大抗争であった「応仁の乱」の影響を引きずるなか、室町時代後期に第11代将軍に就いたのが「足利義澄」(あしかがよしずみ)です。足利本家を分裂させるきっかけとなった「明応の政変」(めいおうのせいへん)で幕府管領に擁立され、第10代将軍「足利義材」(あしかが…

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第12代将軍/足利義晴

室町幕府第12代将軍の「足利義晴」(あしかがよしはる)は、第11代将軍「足利義澄」(あしかがよしずみ)の子で、25年間将軍位に就いていました。戦国時代に長期間将軍職を守っていた足利義澄ですが、父である足利義澄と同様に、在位期間にもかかわらず行方知れずになったり、戻ったり…

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第13代将軍/足利義輝

「応仁の乱」以降、多くの大名達が京都を離れて国元へ帰ったことで、幕府には少数の大名の姿しか見えなくなっていました。そのような状況下で、幕府内では管領やその家臣達が台頭し、足利将軍の権威を利用しながら、彼らが幕政の主導権を握るようになっていきます。第12代将軍に就いた「足…

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第14代将軍/足利義栄

室町時代後期に入り戦国大名の台頭によって抗争が激化すると、足利将軍家の権威は著しく失墜しました。第10代将軍「足利義材」(あしかがよしき)以降は、戦から逃亡したあと上洛することすら叶わない将軍もおり、「室町殿」(むろまちどの)と称される将軍像は完全に崩壊していたと言えま…

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第15代将軍/足利義昭

室町幕府で最後に将軍に就いたのが、「織田信長」に擁立された「足利義昭」(あしかがよしあき)です。足利義昭は、襲撃事件で亡くなった第13代将軍「足利義輝」(あしかがよしてる)の後継争いで一度は敗退しましたが、織田信長の勢力に支えられ、第14代将軍「足利義栄」(あしかがよし…

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室町時代年表

西暦(和暦) 出来事
1334年(建武元年/
元弘4年)
後醍醐天皇(ごだいごてんのう)により、公家一統政治となる建武の新政が開始される。
1336年(建武3年/
延元元年)
5月、湊川の戦い(みなとがわのたたかい)が勃発。足利尊氏(あしかがたかうじ)が新田義貞(にったよしさだ)、及び楠木正成(くすのきまさしげ)率いる軍勢を破る。
12月、後醍醐天皇が奈良の吉野に移り、南北朝時代に突入する。
1338年(延元3年/
暦応元年)
足利尊氏が征夷大将軍に就任。
1351年(正平6年/
観応2年)
倭寇(わこう:朝鮮や中国大陸沿岸部などで活動した日本の海賊)が高麗(こうらい)沿岸に侵入する。
1367年(正平22年/
貞治6年)
高麗が倭寇の禁止を日本へ要請する。
1368年(正平23年/
応安元年)
足利義満(あしかがよしみつ)が室町幕府3代将軍に就任する。
1369年(正平24年/
応安2年)
明の洪武帝(こうぶてい)が倭寇の禁止を日本へ要請。
1392年(元中9年/
明徳3年)
南北朝が統一される。
1394年(明徳5年/
応永元年)
足利義満が、将軍職を足利義持(あしかがよしもち)に譲る。
1402年(応永9年)
8月、足利義満により、倭寇が禁じられる。
9月、明使より「日本国王源」宛の国書を送られる。
1404年(応永11年)
日明貿易(勘合貿易[かんごうぼうえき])が始まる。
1429年(正長2年/
永享元年)
足利義教(あしかがよしのり)が6代将軍に就任する。
尚巴志王(しょうはしおう)が琉球王国を建国する。
播磨の土一揆(はりまのつちいっき)が勃発する。
1438年(永享10年)
永享の乱(えいきょうのらん)が勃発。
1441年(永享13年/
嘉吉元年)
嘉吉の乱(かきつのらん)で足利義教が謀殺される。
1443年(嘉吉3年)
足利義政(あしかがよしまさ)が8代将軍に就任する。
1452年(宝徳4年/
享徳元年)
細川勝元(ほそかわかつもと)が管領(かんれい)職の座に就く。
1467年(文正2年/
応仁元年)
応仁の乱(おうにんのらん)が勃発する。
1477年(文明9年)
応仁の乱が終結する。
1480年(文明12年)
京都で徳政一揆(とくせいいっき)が勃発する。
1485年(文明17年)
山城国一揆(やましろのくにいっき)が始まる(1493年[明応2年]まで)。
1488年(長享2年)
加賀一向一揆(かがいっこういっき)が始まる(1580年[天正8年]まで)。
1489年(長享3年/
延徳元年)
足利義政が銀閣寺(慈照寺[じしょうじ]:京都市左京区)を建立する。
1495年(明応4年)
北条早雲(ほうじょうそううん)が小田原城神奈川県小田原市)を攻略する。
1542年(天文11年)
斎藤道三(さいとうどうさん)が土岐氏(ときし)を追放し、美濃国(現在の岐阜県南部)を奪う。
1543年(天文12年)
ポルトガル人が種子島に漂着し、鉄砲が伝来する。
1549年(天文18年)
7月、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸し、キリスト教が日本に伝来する。
11月、松平竹千代(まつだいらたけちよ:のちの徳川家康)が今川氏の人質となる。
1553年(天文22年)
上杉謙信武田信玄の間で、川中島の戦いが勃発。1564年(永禄7年)まで、計5回に亘って繰り広げられた。
1555年(天文24年/
弘治元年)
厳島の戦い(いつくしまのたたかい)で毛利元就(もうりもとなり)が、陶晴賢(すえはるかた)を破る。
1560年(永禄3年)
桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)で織田信長今川義元(いまがわよしもと)を破る。
1568年(永禄11年)
織田信長が足利義昭(あしかがよしあき)を奉じて上洛を果たす。
1573年(元亀4年/
天正元年)
織田信長が15代将軍・足利義昭を河内国(現在の大阪府東部)へ追放したことにより、室町幕府が滅亡する。

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「足利15代将軍将軍一覧」では、室町幕府の歴代将軍15人を一覧にしました。足利15代将軍をそれぞれ詳細に解説しているので、室町幕府について深掘りしたい方におすすめです。
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